20代向けの新しいベッドを「家具だからできる価値」を起点に検討したいとの課題を頂きました。アンケート等の調査ではベッドに求める価値を炙り出すことが難しいとの課題感をお持ちで、バイアスがない自然発生の声に期待頂きました。

不満買取センターに寄せられている20代の不満のうち、ベッドに対する不満だけでなく、寝る前の時間・空間に対する期待が表現された不満データを抽出し、解析しました。ここから、単に寝るだけのベッドではなく、寝る前の時間を素敵にストレスフリーに過ごすことができるベッドに対する期待が大きいことが分かりました。ここで得られた具体的な示唆を踏まえ商品企画を行い、ヒット商品の販売に繋げることが出来ました。

20代に向けた新しいベッドの商品開発の際に、モニター調査では見えにくい自然発生的な声の中に生活者の本音があると考え、インサイトテックの不満買取センターに集まる不満データを活用しました。すると、若い世代の間では「引き出し付きヘッドボード」の需要が大きいことや「ベッドの上でのスマホ利用に適したコンセントの位置」に大きなニーズがあることが判明。これらをヒントに新商品を開発し販売したところ、通常商品の4倍の台数が売れるヒット商品となりました。