「コロナ禍の働き方と政府への期待」に関する意識調査
株式会社Insight Tech (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤友博)が運営する「不満買取センター」上で、「コロナ禍の働き方と政府への期待」に関する意識調査を実施し、インサイトデータ 5,437 件をユーザーから収集。 回答の男女比較、年代比較を行い、自由回答については「 ITAS 」による分析を行いました。 以下、結果をご報告いたします。
分析結果 詳細
1:コロナの影響により在宅勤務(リモートワーク)を経験した人は、男性36.4%、女性26.2%。(図1、図2)
・有職者に「コロナの影響で会社に出勤する勤務スタイルから在宅勤務(リモートワーク)に勤務スタイルが変わった期
間はありましたか」を伺うと、「在宅勤務になった期間がある」は男性が 36.4% 、女性が 26.2% となりました。「もと
もと在宅勤務である」人もいますが、男性の方が働き方に影響があったことが分かります。
・年代別で見ると、高年齢層の方が「もともと在宅勤務である」の割合が高いのですが、コロナの影響で在宅勤務の期間
があった割合では、 30 代が最も高い結果となりました。大都市の電車通勤をしている男性 30 代が最もコロナ禍で働き方
に影響があったのではないかと思われます。
【図 1 】 今までに新型コロナウイルスの影響で、会社に出勤する勤務スタイルから在宅勤務(リモートワーク)に勤務スタイルが変わった期間はありましたか。
【図2】今までに新型コロナウイルスの影響で、会社に出勤する勤務スタイルからリモートワーク(在宅勤務)に勤務スタイルが変わった期間はありましたか。
2:在宅勤務をしていた時に感じた主な不満は「運動不足になる」「仕事に集中できない」「光熱費がかかる」「コミュニケーションが取りにくい」「ストレスが溜まる」など。(図3)
・「在宅勤務になった期間がある」の回答者に「在宅勤務をしていた時に感じた不満」を伺うと、「運動不足になる」「仕事に集中できない、仕事が捗らない」「電気代などの光熱費がかかり困る」「コミュニケーションが取りにくい」「身体の調子が悪くなる、身体への負担が大きい」「仕事環境、ネット環境が悪い」「ストレスが大きい、気分転換できない」といった様々な不満が見られました。
・今後、継続して在宅勤務を取り入れたり、働き方を検討する企業は、こうした在宅勤務経験者の声を十分に聞きながら、環境や制度を整える必要があると考えられます。
【図3】在宅勤務(リモートワーク)をしていた時に感じた不満についてお知らせください。
※分析対象:995件。
※下記は意見タグの件数ランキング。意見タグとは意見タグAIで生成される意見タグ「〇〇ガ□□」のこと。
※詳細は「http://lab.insight-tech.co.jp/articles/69/」をご参照ください。
3:「ワーケーション」の認知(知っている、聞いたことがある)は男性72.8%、女性70.9%。年代が上がるにつれて高くなり、60代以上では83.3%(図4)
・「ワーク(労働)とバケーション(休暇)を組み合わせた「ワーケーション」という働き方を知っていますか」を伺うと、認知(知っている、聞いたことがある)は男性72.8%、女性70.9%となりました。
・年代別で見ると、年代が上がるにつれて認知は高くなり、60代以上では83.3%となりました。60代以上ではリタイアした人も多い為、今後の生き方や暮らし方について、若年層よりも情報取得が積極的なのかもしれません。
【図4】あなたは「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた「ワーケーション」という働き方を知っていますか。
4:「ワーケーションをしたことがある」は2%。「ワーケーションをしたい場所」では沖縄県、北海道、長野県が上位。(図5、図6)
・「ワーケーションを知っている、聞いたことがある」の回答者に「あなたは「ワーケーション」をしたことがありますか」を伺うと、「ワーケーションをしたことがある」はまだ2%という状況でした。実際に「ワーケーション」をした場所を伺うと、沖縄県が最も多く、次いで神奈川県、長野県となりました。
・「ワーケーションをしたことはない」の回答者に、「今後、ワーケーションをしたい場所」を伺うと、沖縄県、北海道、長野県の順になりました。
・居住県から遠い観光地でワーケーションをしたい人が多く、今後、ワーケーションによる地方創生や観光産業に力を入れる自治体や企業が増えるのではないかと考えられます。
【図5】あなたは「ワーケーション」をしたことがありますか。
【図6】あなたは「ワーケーション」をしたことがありますか。
5:「2021年10月31日の衆議院議員総選挙に行ったは、男性76.3%、女性70.4%。年代が上がるにつれて選挙に行った割合は高くなり、60代以上では86.5%(図7)
・「2021年10月31日の衆議院議員総選挙に行きましたか」を伺うと、「選挙に行った」は男性76.3%、女性70.4%となりました。
・年代別で見ると、年代が上がるにつれて「選挙に行った」の割合は高くなり、60代以上では86.5%でした。逆に10代~20代は約62%と他の年代と比べて低い状況でした。
【図7】2021年10月31日に衆議院議員総選挙が行われました。あなたは、選挙に行きましたか。
6:政府に「新型コロナ対策」として取り組んで欲しい内容は「給付金を支給して欲しい」「給付制限を見直して欲しい」など給付金に関する内容が多い。(図8)
・「政府に「新型コロナ対策」として取り組んで欲しい内容はありますか」を伺うと、「給付金の支給をして欲しい」が多く見られました。給付対象が親の年収や子供の年齢に制限があるため、特に子供に関連した意見も多く見られました。
・子供がいなくても生活に困窮している世帯や、子供が大学生で教育費や生活費にお金がかかる為、給付制限をするのではなく、一律にして欲しいといった声が見られました。
・また、落ち込んだ経済の立て直しや、ワクチン接種のなどの予防対策の強化を望む声も見られ、今後の政府の取り組みに関心や期待が高い状況であることが分かりました。
【図8】政府は政策のひとつに「新型コロナ対策」を掲げています。今、あなた自身が、政府に取り組んで欲しい「新型コロナ対策」がありましたらお知らせください
※分析対象:5,437件。
※下記は意見タグの件数ランキング。意見タグとは意見タグAIで生成される意見タグ「〇〇ガ□□」のこと。
※詳細は「http://lab.insight-tech.co.jp/articles/69/」をご参照ください。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「不満買取センター」(http://fumankaitori.com/)を利用するユーザー
■調査期間:2021年11月11日~2021年11月13日
■有効回答数:5,437件
Company
会社情報2012年6月設立。不満買取センター運営。
マーケティングリサーチを通じ商品・サービス強化・ブランディングを支援。
独自の自然言語処理技術を活用し、
AI(人工知能)モデル構築からシステム開発・運用までをワンストップで提供。
2012年6月設立。不満買取センター運営。 マーケティングリサーチを通じ商品・サービス強化・ブランディングを支援。
独自の自然言語処理技術を活用し、AI(人工知能)モデル構築からシステム開発・運用までをワンストップで提供。