「東京オリンピック・パラリンピック」に関する意識調査

「東京オリンピック・パラリンピック」に関する意識調査

・オリンピック開催後に実施競技で最も関心が高くなった競技は「スケートボード」。 ・パラリンピック開催後に実施競技で最も関心が高くなった競技は「ボッチャ」。 ・「開催してよかった」は男性 44.3% 、女性 37.8%。 ーインサイトテック ユーザーアンケートー
「東京オリンピック・パラリンピック」に関する意識調査

株式会社Insight Tech (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤友博)が運営する「不満買取センター」上で、「東京オリンピック・パラリンピック」に関する意識調査を実施し、インサイトデータ 7,295 件をユーザーから収集。 回答の 男女 比較、年代比較を行い、自由回答については「 ITAS 」による分析を行いました。 以下、結果をご報告いたします。

調査結果

分析結果 詳細

1 男女ともに 50% 以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答。 (図 1 、図 2)

・「オリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか」を伺うと、男女ともに 50% 以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答しました。
・年代別で見ると 10 代、 60 代以上では 60 %近い割合で関心が高くなった競技が「ある」と回答しています。
・他の年代でも 50% 以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答しており、テレビやインターネットなどメディア観戦を通じて、今まであまり知らなかった競技に関心を持った層が多数いたことが分かりました。

【図 1 】 あなたはオリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか。

図1

【図 2 】 あなたはオリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか。

図2

2 男女ともに「スケートボード」への関心が最も高くなったと回答。 (図 3 、図 4)

・オリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技が「ある」とした回答者に、最も関心が高くなった競技について伺うと、男女ともに 1 位は「スケートボード」となりました。
・男性は 2 位が「バスケットボール」、 3 位が「卓球」。女性は 2 位が「卓球」、 3 位が「バスケットボール」でした。
・東京オリンピックから採用された新しい競技や、日本人選手がメダル獲得や入賞など活躍した競技が上位 3 位となった状況です。
・他の新しい競技では、「スポーツクライミング」が男性の 6 位、女性の 7 位、「サーフィン」が女性の 10 位となりました。
・年代別で見ても、「スケートボード」「卓球」「バスケットボール」は上位となっています。
・40 代、 50 代で 10 位となった「自転車競技」をさらに細かく確認すると、 40 代の「自転車競技」の回答 25 件のうち「 BMX 」が 12 件、 50 代の「自転車競技」の回答 19 件のうち「 BMX 」が 10 件を占めており、この内容からも新しい競技への関心が高くなったことが分かりました。

【図 3 】 あなたがオリンピック開催後に最も関心が高くなった実施競技についてお答えください。

図3

【図 4 】 あなたがオリンピック開催後に最も関心が高くなった実施競技についてお答えください。

図4

3 男女ともに 40% 以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答。 (図 5)

・「パラリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか」を伺うと、男女ともに 40% 以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答しました。
・年代別で見ると 20 代は関心が高くなった競技が「ある」 の回答は 38.5% となりましたが、その他の年代は 40% 以上が「ある」となっており、特に 30 代以降は年代が高くなるにつれて「ある」の割合が高くなりました。
・60 代以上では 55.1% が「ある」と回答しています。

【図 5 】 あなたはパラリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか。

図5

4 男女ともに「ボッチャ」への関心が最も高くなったと回答。 (図 6)

・パラリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技が「ある」とした回答者に、最も関心が高くなった競技について伺うと、男女ともに 1 位は「ボッチャ」、 2 位は「車いすバスケットボール」、 3 位は「競泳」となりました。
・「ゴールボール」「 5 人制サッカー」など、パラリンピックのみで実施される競技も関心が高くなったことが分かりました。
・年代別で見ても、「ボッチャ」「車いすバスケットボール」は上位となっています。
・20 代、 60 代以上では「シッティングバレーボール」が 10 位以内となっています。パラリンピックの各競技を多くの人が観戦し、関心を持った様子が分かりました。

【図 6 】 あなたがパラリンピック開催後に最も関心が高くなった実施競技についてお答えください。

図6

5 男女ともに「開催してよかった」が「開催しないほうがよかった」を上回った。 (図 7)

・「オリンピック・パラリンピックを開催したことについて、どのように感じていますか」を伺うと、男女ともに「開催してよかった」が「開催しないほうがよかった」を上回る結果となりました。
・男性の方が女性よりも「開催してよかった」の割合が高い結果でした。女性は「どちらとも言えない」が最も高い結果でした。
・年代別で見ても、すべての年代で「開催してよかった」が「開催しないほうがよかった」を上回る結果となりました。しかし約 30% から約 40% は「どらとも言えない」と回答しており、開催後も賛否が分かれる状況であることが分かりました。

【図 7 】 オリンピック・パラリンピックを開催したことについて、どのように感じていますか。

図7

6:「開催してよかった」の理由では「勇気をもらえた」「感動をもらえた」といった内容が多い。「開催しない ほうがよかった」の理由では「コロナ感染者が増えた」「感染が拡大した」といった内容が多い。(図 8)

・オリンピック・パラリンピックを開催したことについて「開催してよかった」または「開催しないほうがよかった」とした回答者に「なぜそのように回答したのか」を伺うと、「開催してよかった」の理由からは、「勇気をもらえた」「感動をもらえた」「元気をもらえた」といった内容が見られました。選手が頑張っている姿から、勇気や感動、元気をもらえたことがよかったと評価していることが分かりました。
・逆に「開催しないほうがよかった」の理由からは、「コロナ感染者が増えた」「医療が逼迫している」「緊急事態宣言が出ている」といった新型コロナウイルスの感染拡大やそれに伴う医療現場への影響を心配している内容が見られました。コロナが落ち着いてから実施してもよかったのではないか、という意見も見られました。

【図8】オリンピック・パラリンピックを開催したことについて、なぜそのように回答したのか教えてください。
※下記は意見タグの件数ランキング。意見タグとは意見タグAIで生成される意見タグ「〇〇ガ□□」のこと。
※詳細は「http://lab.insight-tech.co.jp/articles/69/」をご参照ください。

図8
開催してよかった
開催しないほうがよかった

7:またオリンピック・パラリンピックの開催が決まった場合、「北海道」で開催して欲しいの声が多い。(図 9)

・「もし、またオリンピック・パラリンピックの開催が決まった場合、どちらの地域で開催してほしいですか」を伺うと、男女ともに1位「北海道」、2位「東京都」、3位「大阪府」となりました。
・「北海道」や「東京」と同様に過去にサミットを開催した「沖縄県」や、過去にオリンピック・パラリンピックを開催した「長野県」も上位となりました。
・東日本大震災の震災地である「福島県」や「宮城県」も上位となっており、震災復興を世界に届ける機会として、開催してほしい地域として選ばれているのではないかと考えられます。

【図9】もし、またオリンピック・パラリンピックの開催が決まった場合、どちらの地域で開催してほしいですか。

図9

【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「不満買取センター」(http://fumankaitori.com/)を利用するユーザー
■調査期間:2021年9月7日
■有効回答数:7,295件

Date
2021.9.16
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2012年6月設立。不満買取センター運営。

マーケティングリサーチを通じ商品・サービス強化・ブランディングを支援。

独自の自然言語処理技術を活用し、

AI(人工知能)モデル構築からシステム開発・運用までをワンストップで提供。

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