「新型コロナワクチン接種」に関する意識調査
株式会社 Insight Tech (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤友博)が運営する「不満買取センター」上で、「新型コロナウイルス」に関する調査を実施しインサイトデータ 4,984件をユーザーから収集。 回答の年代比較を行い自由回答については「 ITAS 」による分析を行いました。 以下、結果をご報告いたします。
調査結果 概要
☆7月4日時点で、新型コロナワクチン接種のお知らせは「6月に届いた」の回答が最も多い。
☆7月4日時点で、新型コロナワクチン接種1回目を「既に受けた」が14.5%、「予約した」が11.5%、「これから予約するつもり」が41.4% 。
☆新型コロナワクチン接種1回の接種場所では「個別接種実施場所(協力医療機関)」が最も多く39.7%。接種薬剤の製薬会社は「ファイザー」が67.3% 。
☆新型コロナワクチン接種1回目を「予約するか迷っている」「予約しない」は約30%を占めており、その理由は「副反応が怖い」「副作用が怖い」が多い 。
■ 分析結果 詳細
1:7 月 4 日時点で、新型コロナワクチン接種のお知らせは「 6 月に届いた」の回答が最も多い。 (図 1)
・新型コロナワクチン接種のお知らせが「届いた」とした回答者に、「新型コロナワクチン接種のお知らせが届いた
のはいつ頃ですか」を伺うと、「6月に届いた」の回答が最も多く61.5%でした。
・60代以上では、5月までに届いたが約25%となり、他の年代よりも早めにお知らせを受け取ることができたことが分かります。
・20代から50代では7月に入ってからが30%~40%を占めている状況です。
2:7月4日時点で、新型コロナワクチン接種1回目を「既に受けた」が14.5%、「予約した」が11.5%、「これから予約するつもり」が41.4%。(図 2)
・「新型コロナワクチン接種 1 回目は予約しましたか」を伺うと、 7 月 4 日時点で「既に受けた」が 14.5 %、「予約した」が11.5% 、「これから予約するつもり」が 41.4% でした。 ・年代があがるにつれて、「既に受けた」「予約した」「これから予約するつもり」の合計値が高くなり、逆に若年層ほど「予約するか迷っている」「予約しない」が高くなる状況です。 ・「予約するか迷っている」「予約しない」は約 30% を占めており、特に 20 代~ 30 代は約 40% を占めている状況です。
3:新型コロナワクチン接種 1 回の接種場所では「個別接種実施場所(協力医療機関)」が最も多く 39.7% 。 接種薬剤の製薬会社は「ファイザー」が 67.3% 。 (図 3 1 、図 3 2)
・新型コロナワクチン接種 1 回目を「受けた」「予約した」「これから予約するつもり」とした回答者に、「接種場所」を伺うと「個別接種実施場所(協力医療機関)」が最も多く、次いで「集団接種会場」となりました。 ・10 代や 20 代では学校などの「職域接種会場」も高い割合となっています。 ・また新型コロナワクチン接種 1 回目を「受けた」「予約した」とした回答者に「どちらの製薬会社のものですか」を伺うと、「ファイザー」が 67.3% 、「モデルナ」が 23.9% の状況でした。 ・先行して高齢者にファイザーの接種が始まったこともあり、 60 代以上では約 80% が「ファイザー」を接種している状況 です。
4:新型コロナワクチン接種 1回目を「予約するか迷っている」「予約しない」理由は、「副反応が怖い」「副作用が怖い 」が多い。 (図 4)
・新型コロナワクチン接種1回目を「予約しない」「予約するか迷っている」とした回答者に、その理由を伺うと「副反応が怖い」「副作用が怖い」といった理由が多いことが分かりました。 ・アレルギーがあり、過去にもアナフィラキシーショックを起こしたため、ワクチン接種で同じ症状が起きることが怖い。接種後に亡くなった人のニュースや報道を見て、怖くなったといった理由も見られました。 ・また、幼い子供がいるため、副反応で体調が悪くなった場合に、誰も代わりになってくれない。副反応で体調が悪くなっても仕事を休めないといった理由も見られました。 ・ワクチンと接種後に亡くなった人との因果関係が分からないこと、開発後一年も経たずに承認されたワクチンは心配、数年後に身体への影響や後遺症があるかもしれないからといった問題を指摘する声も見られました。
「予約しない」「予約するか迷っている」 の主な理由(回答者の声)
・アレルギー体質なので、副反応や、アナフィラキシーショックなど怖いので。(女性50代)
・副反応が怖い。ワクチン接種することで重症化しないだけなら、若い人で基礎疾患ない人は注射しなくてもいいと思うから。(女性30代)
・三重県で、子宮に既往歴がある方が接種後に亡くなったニュースを見て、私も子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫があるので、副反応が怖いと感じている。(女性30代)
・最近食物アレルギーが見つかり、アナフィラキシーを起こしたため、万が一ワクチンでアナフィラキサシーが起きたらと思うと、怖くて接種したくない。また、心疾患も持っているため、健康体ではないため、不安が強い。(女性40代)
・本来ワクチンは数年かけて作り、何度も治験を重ねてようやく承認実用化されるもので、開発から一年もたたずに承認されたワクチンはやはり不安だから。積極的には打たない予定。職域接種等の機会があれば打とうと思う。(男性20代)
・1人で事業を行っているため、接種後に熱などがでると数日業務が出来なくなる可能性がある。特に人流抑制等の影響で売上減のため1日を無駄にできない。(男性50代)
・ワクチンの副作用が怖い。打ってすぐではなく、何年後かに何か問題がでないか心配。(女性40代)
・子供が乳児で、もし自分が接種後の副反応で具合が悪くなったら代わりがいない。(女性30代)
・自粛生活が続けられる環境にあり、副反応など接種後の未知の部分を考えると様子を見る時間が欲しい。(女性40代)
・通常完全在宅勤務しており、感染リスクは高くない生活をしていることと、ワクチンの副反応や長期的な安全性が心配で、効果とどちらをとるか迷っている。(女性30代)
・副作用が心配。10年20年後に何か後遺症が出るのか不安。子宮頚がんの予防接種の後遺症のニュースを見てから予防接種自体に不安がある。(女性50代)
・副反応での対応がたらい回しになったり、治療費がかさんだりして市に対応してもらうと申請しても国等とかとたらい回しになって結局自腹とかになるかもしれないから。(男性50代)
・接種後亡くなっている人のワクチンとの因果関係をきちんと調べてくれないから。(女性50代)
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「不満買取センター」(http://fumankaitori.com/)を利用するユーザー
■調査期間:2021年7月4日
■有効回答数:4,984件
Company
会社情報2012年6月設立。不満買取センター運営。
マーケティングリサーチを通じ商品・サービス強化・ブランディングを支援。
独自の自然言語処理技術を活用し、
AI(人工知能)モデル構築からシステム開発・運用までをワンストップで提供。
2012年6月設立。不満買取センター運営。 マーケティングリサーチを通じ商品・サービス強化・ブランディングを支援。
独自の自然言語処理技術を活用し、AI(人工知能)モデル構築からシステム開発・運用までをワンストップで提供。